ビットコインはほかの「資産」とどう違う?

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こんにちは!金時です。

今回は、大塚雄介著『最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン 』のPART1_03「ビットコインはほかの「資産」とどう違う?」からビットコインの資産価値を学びます。

今までのまとめは記事の最後にリンクを貼っています。ぜひお読みください。

資産には、外貨、株や債券、不動産などありますがビットコインの資産ってなんでしょう?どう違うのでしょう?暗号資産を持つってなんでしょう?

ということで、ビットコインという資産についてのヒントを探ります!。この記事を読んで改めて資産とは何か暗号通貨のアセット(価値)とは何かについて学んでいきたいと思います。
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ビットコインの基本はこうです。

①国に対する信頼ではなく、アルゴリズムに対する信頼。
②レバレッジは2倍までかけられる。
③テクノロジーに対する期待で投資する。

さっそく記事から掘り下げてみましょう!



ビットコインはほかの「資産」とどう違う?

 

①そもそも「資産」って何?

資産(assets)とは、会計学用語であり、財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つ。会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。広義では、経済主体(家計、企業、政府)に帰属する金銭・土地・建物・証券などの経済的価値の総称のことをいい、一般的用法ではこの意味で用いられる。引用wiki
wikiをひも解くと資産とは「経済価値のあるもの」。
家族の大切な写真や大切なぬいぐるみなど、個人的にいくら価値を感じても経済的な価値が無ければ資産とは言えません。
資産とは、この本では以下のように定義します。
資産とは?
①お金を出して買えるもの。
②(ある程度長い期間)価値が無くならないもの。
③将来価値が増えると期待されるもの。
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ビットコインはどうなんでしょう?さらに分析してみます。

②「将来きっと値上がりする」という期待値。

株でも不動産でも人は「いま買えば、将来売る時に値段が上がっているはず」と期待して投資します。

ビットコインも同じで、将来きっと値上がりすると期待している人が購入しています。宇宙までビットコインの価格よ上がれ!!

③ビットコインは「銀行預金」とどう違う?

銀行にお金を預けると定期的に「利子」が付きます。

ビットコインはウォレットに入れて自分の手元に置くこともできるし、取引所に預けっぱなしにすることもできます。なお銀行預金と違って、暗号資産には預金保険制度はありません。銀行は潰れてしまったら、最大1000万円まで保証されますね。

そのうちそういったサービスもできるかもしれませんね!

④ビットコインは「ドル」や「ユーロ」とどう違う?

ビットコインは、ドルやユーロなどの外貨と同じように売買可能です。

ただし、ドルやユーロ、円と違うのは特定の国に属していないところです。特定の国が発行している通貨は国の信用が揺らげば価値も揺らぎます。過去の「通貨危機」は、その国の経済が破綻などして信用を失った結果、その国の通貨が投げ売りされて暴落しました。経済破綻した国の人との通貨が一夜にして紙切れになるリスクがあります。

もちろん、ビットコインをはじめとする仮想通貨も一夜にして価値がゼロになる可能性はあります。しかし、国に依存はしていないので、経済状況が不安定な国に住んでいる人にとっては資産のリスク分散として機能します。

ところでビットコインの価値はどこからくるのでしょう?

それはビットコインを支える「ブロックチェーン技術」やそのアルゴリズムへの期待などです。もしくは、ビットコインを発案したサトシ・ナカモトへの思想的共感だったりするのかもしれません。

ビットコインは今までの「通貨」という可能性を広げた、といえると思います。

⑤ビットコイン投資は「FX」とどう違う?

FX(Foreign Exchange)とは、「外国為替証拠金取引」。

少ない資金で始められる外貨投資で、専用口座に「証拠金」を預けておけば、その何倍かの取引が可能です。その何倍かで取引することをレバレッジといい、日本では最大25倍となっています。

ビットコインなどの暗号通貨にもレバレッジをかけることはできますが最大2倍。少額で大きなチャレンジはできませんがFXとその仕組みは似ています。

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また「円とドル」「ユーロと円」など現実の貿易で使われている通貨ペアは取引量が多く流動性が高いですが、「ビットコインと米ドル」や「ビットコインと円」の取引量はまだまだ少なく流通量はまだ低いです。

結果、大量のビットコインをすぐに日本円に換金できない可能性があり、市場規模という意味ではまだまだこれからでしょう。

⑥ビットコイン投資は「株」や「投信」とどう違う?

では、ビットコインと株式投資はどうでしょう?

株式投資は、企業の成長に投資します。企業が成長すればリターンが出て、その一部は「配当」という形で株主に還元されます。加えて企業の成長とともに、株価も上がります。投資は「安く買って高く売る」が王道です。

「投資信託」は、いくつもの銘柄にまとめて投資します。まとまった企業群に対しての成長の期待として投資を行います。つまり「株」も「投信」も企業の成長に投資をします。

決まった企業のないビットコインはそこが違います。暗号通貨に投資している人はテクノロジーの進化、方向性、未来の変化にかけているといえるのかもしれません。

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⑦開発者コミュニティの盛り上がりをチェック

会社の成長を見るには、財務指標をチェックします。暗号通貨投資の成長をチェックするには開発者コミュニティの盛り上がりです。

ソフトウェア開発のプラットフォーム「ギットハブ」を見れば様々なコインのオープンソース開発プロジェクトの動向を見れます。人数、どんな議論、進捗、スピード感、バージョンアップ頻度、さまざまな角度からそのコインの成長を判断します。

特にビットコインやイーサリアムの開発コミュニティ規模を見れば、おのずとコインの規模もわかると思います。株式投資でチャート上げ下げをチェックしている人がいるように、ビットコインのチャートのみを見て売り買いをする方もいます。

ただ他のコインを買う時にはぜひ開発者コミュニティも覗いてみてください。温度感なども見れるし、そこでしか手に入らない情報などもあってきっと新しい発見があるはずです!

⑧売れずに持って置く人でも増やせる方法が出てきた

資産運用で得られる収入を大きく2つにわけると、

資産運用の収入パターン。
A.安く買って高く売った差額で儲けるキャピタルゲイン
B.長期間保有していることで定期的に収入が入るインカムゲイン

があります。

マーケットや性格や志向によってどちらかを目当てにするか様々ですが、ビットコインは将来値上がりすると考えて売らずに持っている人が多いです。ビットコインは価格変動が激しいですが長いスパンで値上がりするのを期待している風潮があります。

しかし、いくら値上がりしても持っているだけでは利確しない限り自分のお財布には入ってきません。といったところで持っている暗号通貨を貸し出して利息を稼ぐレンディングサービスというものも登場してきました。レンディングについてはまた別の章でまとめたいと思います。

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⑨まとめ

今回は、大塚雄介著『最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン 』からビットコインはほかの「資産」とどう違う?」をまとめました。

本にはさらにしっかりと説明が書いてあるので、ぜひビットコイン資産について深く理解をしましょう!奥深い投資や金融の世界を勉強する入り口になるかもしれません。

この本の過去のまとめ記事は以下のリンクにあります。ぜひご一緒に読んでみてください!

次は「ビットコイン投資のメリットを教えて!」です。今回の話でビットコインという資産について理解が少し深まったと思います。次は、もっと詳しくビットコイン投資のメリットを一緒に学んでいきましょう。

では、またお会いしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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