bitcoin(ビットコイン)の6つの顔とは?

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こんにちは!金時です。

今回は、大塚雄介著『最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン 』のPART1「ビットコインって何なの?」から「6つの顔を持つビットコイン」をまとめます。

この本のプロローグ「ビットコインの購入方法」も記事にまとめています。気になった方はこの記事の最後にリンクを貼っていますのでぜひお読みください。

「デジタル通貨」ビットコインには様々な顔(特性)があります。

どんな顔があるのか?今回はビットコインの魅力と、どこか怪しいその存在を掘り下げてみましょう!



bitcoin(ビットコイン)の6つの顔とは?

ビットコインには、このように6つの顔があります。

1.実体を持たない「バーチャルなお金」。
2.持ち運び自由の「電子データ」。
3.特定の国に属さない「国際通貨」。
4.「民主的な運用」と「分散型ネットワーク」。
5.ビットコインは「暗号署名入り」の「台帳」技術。
6.投資対象として魅力的な「資産」。
「デジタル通貨」として様々な顔を持ったビットコイン。どんな顔があるのでしょう?
さっそく掘り下げてみましょう。

1.実体を持たない「バーチャルなお金」。

「現金」には実体があります。一万円札、百円玉などは触ったり、手に取ってお財布にしまったりできます。匂いだって嗅げます。

一方、「仮想通貨(バーチャル・カレンシー)」であるビットコインは手に取ったり、手渡しして他人に渡すことはできません。しかし、ウォレットと呼ばれるバーチャルな専用の財布アプリなどに入れればスマホで持ち運びが可能となります。

ビットコインの多くはクラウド上に保管されています。ウォレットが入っているスマホを紛失しても、最近は生体認証などのおかげで他人に操作されにくくなりました。ですので、スマホを失くしても、すぐに他人に盗まれず、シーンによっては実際のお財布を落とすより安全な場合もあります。

ビットコインは重さを感じたり、匂いをかぐことはできませんが、その分、想像をかき立てられますよね!

2.持ち運び自由の「電子データ」。

現金は手に取ったり、お財布に入れたりしていますが、多くは銀行口座に預け残高を数値でチェックしていると思います。そういう意味では、現金もまた普段は電子データに近い扱いをしてますよね。

特に最近は、電子マネーやQR決算の進化によりますます現金を触る機会も減ったと思います。

「デジタル通貨」であるビットコインは、完全に電子データです。触ることはできない反面、かさばることがなく、どんな大きな額でもウォレット同士で受け取ったり、送ったりすることが可能です。

また、ビットコインは銀行にそのまま預けることは出来ません。手に入れたビットコインは取引所が用意したクラウド上に預けっぱなしとなります。

結局のところ、現金も株も保有している数値をチェックして売買するという面では、ビットコインと同じ電子データと同じ側面もあります。データってよく考えると不思議ですよね。

3.特定の国に属さない「国際通貨」。

国は通貨を発行します。日本では日本円、アメリカではドルで買い物をする事が出来ます。

各国の中央銀行は通貨を発行し、発行済の通貨量をコントロールして、金利や景気に影響を与えます。

一方、ビットコインは特定の国や中央銀行のような組織が発行しているわけではなく、国によるコントロールを受けません。両替をしなくてもビットコインは受け入れ態勢さえあれば、どの国に行っても同じように使うことが出来ます。そういった意味では真の国際通貨といえると思います。

暗号通貨は、既存の金融システムや国の法定通貨などの枠組みを超える存在というのはロマンを感じますよね!

4.「民主的な運用」と「分散型ネットワーク」。

特定の国が発行・管理していないビットコインは、世界中のネットワークに参加している人たちが主体となり管理しています。それは世界に散らばる運用者たちが、24時間365日、取引をお互いに承認しあって「取引の正しさ」を担保しています。

それを支えるのがP2Pネットワークによる分散処理システム。こちらも、どこかに中心となるサーバがあるわけではなく、ネットワークにつながった世界中に散らばったコンピューターが取引の正しさを承認しています。

特定の組織に属せずメンバーの相互承認によって運用されているので、きわめて「民主的な通貨」であり、非中央集権的な「分散型通貨」と呼べるのです。

5.ビットコインは「暗号署名入り」の「台帳」技術。

例えば現金一万円は名前を書く場所が無いので、どこかに落として誰かが拾った場合、それを自分のものだと証明するのはとても難しいです。

一方、ビットコインは「電子署名」技術によって、所有者の許可なく送金できません。

加えて、ビットコインには過去と現在の所有者の情報が記録されています。履歴はブロックチェーンと呼ばれる「台帳」に記録されます。

履歴は全部記録されており、過去にどういった取引をしているか確認できるので、仮想通貨の多くはマネーロンダリング操作に悪用しにくい、という側面も持ちます。ブロックチェーンおそるべし!


6.投資対象として魅力的な「資産」。

ビットコインは、現金代わりの「通貨」としての顔を持っていますが、多くの人は投資対象として購入しています。ビットコインをはじめとした仮想通貨の事を「暗号資産」と呼びます。なにやらカッコいいですね!
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ビットコインはデジタルゴールドと呼ばれ、ブロックチェーン技術はデジタルデータに資産性(アセット)を与えました。株や債券、不動産、FXなどと同じように暗号資産に投資する。今は進化途中の暗号資産業界、余裕資産などで開始してみると、怪しげで新しいワクワクする未知の扉が開くかもしれません。

まとめ

今回は、大塚雄介著『最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン 』から「6つの顔を持つビットコイン」をまとめました。

ブロックチェーン技術によって、デジタルデータに価値が生まれ、今までの通貨の概念が大きく変わるかもしれません。2010年から取引が始まったビットコイン。今では様々な仮想通貨、ブロックチェーンが誕生しましたが、それぞれが独自の進化を続け、その未来は誰にもわかりません。

ただ、ビットコインの誕生により、多くの人が現在の通貨経済、資本主義による中央集権型社会、本当の民主主義とは何かを立ち止まって考えるきっかけになっています。

ブロックチェーンや暗号通貨は天使の技術か、悪魔の技術か?それとも、ただのガラクタ技術なのか?現在進行形で巻き起こっているドラマを見逃すな!本当に面白い!

本にはしっかりと図解や例が書き込まれていて基礎を固めるにはもってこいです。気になった方はぜひ本を手に取ってお読みください。本を読み、基本をしっかり固めて魔界(暗号通貨業界)を進んで行きましょう!

この本のプロローグ「ビットコインの購入方法」のまとめ記事はこちらから読めます。ぜひ一緒にお読みください!

次は「ビットコインはどうやって手に入れる?」です。実は購入する以外にもビットコインを手に入れる方法はあります。次回はそんなテクニックをご紹介します。お楽しみに!

では、またお会いしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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