今回は『トラウマを消す技術』!本を読んで心の傷を乗り越え、前向きになるヒントを学びます。
トラウマ、過去のつらい出来事が、前に進む力にブレーキをかけてしまっていませんか?
あのつらい過去の出来事が全ての歯車を狂わせているように思えてしまう。自分自身へのネガティブなイメージが消えない、うまくいかない事に慣れ、失敗して、なぜかホッとする。
トラウマを乗り越えて、人生を力強く生きる一歩を踏み出すヒントを得ましょう!
今回の著者、マイケル・ボルダック氏は7歳の頃に父親が母親を殺害、心にダメージを受け、吃音に悩まされます。追い打ちをかけるように16歳の時に義父母から家を追い出されホームレスとなり、吃音のため簡単な仕事しかできず人生に明るい材料がありませんでした。

マイケル・ボルダックジャパンより
そんな著者は今、経済的にも社会的にも成功を手にしています。99%の時間、自分は幸福だと言い切っています。
マイケル・ボルダック氏は「マイケル・ボルダックジャパン」という日本語サイトや、「マイケル・ボルダック コーチング」でFacebookもやっています!興味のある方はのぞいてみてください。
僕も家族に大きな事が起きました。それから人生を肯定的に捉えられず、現実逃避を繰り返しました。人生に暗い雲がかかったように感じていました。
何が起きても、起こる前の気持ちに戻る事は難しいです。戻れないけれど、それを力に変えて前より前進する。少しでも心安らかな日常を送れるように一緒に学んでいけたらうれしいです。

これを読んで少しでも心が軽くなりますように!
今回のキーワードは、
過去は変えられない、起きた出来事は起きた事、出来るのは自分がそれを「どう解釈するか」。
では、さっそく本からエッセンスをご紹介!
「トラウマを消す技術」?人生に前向きな変化を起こすエッセンスを学ぶ!
変化の科学。
まず、何が起ころうと「自分は100パーセント対応できる。良き方に変化する」と信じてください。大事なのは変化を受け入れ、良い感情を繰り返す事。変化が起きる<科学>をまとめます。
変わらないものはありません、信じようと信じまいと物事も状況も変わります。
実際、こうしている間にも地球は凄いスピードで回っています。驚くような変化が今、この瞬間も起きているんです!
変化は確実に起きるのだから、できれば良い方向に変化させていきたいですよね。
そして、人生の方向を定めようとした時、実はトラウマは人生の焦点を定めるヒントを与えてくれます。そして痛みは変化をもたらすきっかけになります。つらい時に幸福の芽は育っているんです!

絶対に良い変化は起きる!心から信じよう!
人生の質は質問の質。よい問いかけをする。
変化を受け入れたら、次は「成功するためにはどうしたらいいか?」と問い続けてください。
「心が回復するにはどうしたらいいか?」など、自分が重要と思う人生の焦点にポジティブな質問を投げかけてください。
活力を失うような「質問」をしない。「起こる出来事は全て自分にとって意味のある事」と自分の人生に責任をもってください。
僕もつらい経験から「なんでこんなひどい事が起きるんだ?」「人生が悪くなる一方じゃないか?」ずっとこんな質問を繰り返しました。
しかし、本を読んで「質問」を変えようと決心しました。
悪い事が起きて「こんなことが起きてはダメだ、これは人生にどのような悪い影響をもらたすのだろうか?」と問うのではなく「これが私をどう成長させるのか?これがどんな良い影響につながるのか?」と質問を変える!
「この悪い事が何年も続くとしたら、どんなひどい事が人生に起こるのか?」ではなく「この悪いことが永遠に続くことはない、これをどう乗り越えるか?そうすればどんな素晴らしい景色が広がっていくか?」と質問を投げかけてください。

ポジティブな質問!
質問をポジティブな感情とつながるように変える。質問が変われば人生が変わる!
大事なのは、これからの家族や人生、どんな良いことが起こるのか?どんな良い変化を起こすのか?と質問することです。少し心が軽くなるのではないでしょうか。
僕は決心したら、実はつらい出来事で僕の人生がこれからも悪い方向になると決めていたのは自分自身という事に気づくことができました。
トラウマそのものに質問するのではなく、人生の良き焦点や目標に向かって質問を投げかけましょう!苦しみは簡単に消えないかもしれませんがベクトルを変えると軽減は出来ると思います。
あの『バカの壁』で有名な養老孟子も「大事なのはどこを向いているかのベクトル」と言っています。興味のある方はこちらの記事も一緒に読んでくださいね!
人生の輪
本で自分の今を知るためのツールとして「人生の輪」の説明があります。
自分の「人生の輪」を考えれば、自分の強化したい課題がわかり、良き質問が見つかるかもしれません。ご紹介しますので試してみる事をおススメします。

人生の輪
それぞれ8つのエリアで10段階評価で自己評価して、一番スコアの低いところから「どうすればスコアがあがるか?」と質問をします。
そうやって焦点に集中して質問を繰り返す事により良い変化をもたらすヒントを探ります。僕は「肉体」以外は全てスコアが低く、なかなか大変ですが人生の輪を少しでも大きく広げたいと思います。
実際に試すとなにか気づきが得られると思います。お試しください!
トラウマを乗り越える5つのステップ。
実際に紙に書き出してみると効果があると思いますよ!
つらい過去の経験を「ポジティブな意味づけ」で上書きして、そこから新しい「質問」をするのです。
前進できる疑問を作りだしましょう!どうやったらワクワクできて心が満たされるのだろう?
何があってもこれは「これは良い!」と思う事。
つまり、どんなことがあっても「これは良い!」と考える。そう決める事です!困難な場面でも心が前向きになり、希望を探す言葉だと思います。ぜひ声に出して言ってくださいね。

これは良い!
信念を作る「インカンテーション」。
これを「インカンテーション」と呼び、言葉や動作を使って潜在意識を活性するテクニックです。
鏡の前に立ち目標が達成した瞬間のポーズを取り、感情を込めて「私は幸せの天才だ!」と叫びましょう。仕事の状況を変えるには「私は仕事の天才だ!」と。
言葉も動作も潜在意識にポジティブな感情が届けばなんでもOK。全身を使い、感情を込めて、ポジティブな言葉を自分に投げかけ、潜在意識を変える!
バカげていると思っても大丈夫、笑っちゃったら成功!大げさに自分の潜在意識にポジティブなメッセージを送ってください!さあ一緒に「イエス!私は幸福の天才!私は知っている!幸福になる方法を知っている!」
モチベーションを保つ「チャンキング」。
最後にモチベーションを保つテクニックの「チャンキング」を紹介します。チャンクとは「塊」の意味。
前回、瞑想でも一日3分だけやってみましょうと言いましたが、少しの時間で良いので意味のある行動に取り組んでみましょう。
たった数分でも価値のある時間を作るのです。1分で世界を変える!
最初の動作が一番面倒なんです。気楽に始められる「3分から始める瞑想のおススメ」の記事もまとめているので良かったらどうぞ!
著者はこう言います。「人生で何が起こったかは問題ではありません、過去には何の意味もありません」と。大切なのは前に向かう意思です。前向きな意味を見出す事です。
世界は不条理です。でも生きていればチャンスはあります。一緒に頑張りましょうね!
今回の本
【書籍名】トラウマを消す技術
【著者名】マイケル・ボルダック
【出版社】フォレスト出版株式会社
【出版日】2010年12月9日
今回、タイトルにひかれ本を手に取ったものの、ピンク色の本には正直期待していませんでした。本のレビューもかんばしくありませんでしたが、僕には響きました。読むべきタイミングだったかもしれません。
単純と笑われそうですが、本に書かれたワークを実際にやると心が前向きになりました。そして起こることは「すべて良い!」と決めたら、心が軽くなりました。
何日かすると、また人生に迷う時が来るかもしれません。
でも、そのたびに今回紹介したワークを何度も行い、せめて心だけは前を向かせていきたいと思います。これを読んでくれたあなたにも良き変化が起きますように!
また、本には今回紹介しただけではなく、「コミュニケーション技術」「エネルギーを3倍にする方法」など興味深いテクニックがたくさん書かれていますよ!もっとい知りたい方は本を手に取ってくださいね。
物事の良い部分、うまくいっている部分に集中しましょう!少しでも心安らかな日々が続きますように!
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どんどん人生は良くなります。頑張りましょう!
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