ステーブルコインを学ぶ 2023.6.4 本日の学び

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どうも金時です!

昨日は日本最大のNFTフェス、NFT ART TOKYOに行ってきました。開始早々10Fに並んでいたんですけどまだ準備が整っていないブースが多くてまだ温まっていませんでしたが開始一時間半を過ぎたあたりから身動き取れないほど混雑してエネルギーを感じることが出来ました。

前日は台風でどうなることかと思ってましたがちょうどイベントが始まると晴れてよかったです。

大人数で行って仕切っていたもんですから2時間ぐらいで疲れて帰ったのですがやはり村上隆さんや天野喜孝さんのトークセッションは無理してでも参加すればよかったな、とあとで思いました。

CHAI CHAIさんがまとめてくれているけど村上隆さんのトークのポイントとしては、

・クリエイティブは長期戦が良い&楽しい。
・人間として総合力をつけよう。
やはり私も継続がとても大事だと思うので長く走り続けることを意識しています。とにかく会場はエネルギーが充満してて日本だけクリプトとNFTがホットスポットになっていくんじゃないかなと思います。
今回は仮想戦士ロイさんの暗号通貨トーーク!で一週間の振り返りを行います。

暗号通貨トーーク!で一週間の振り返り

今週もウォレットのハッキング。イーサリアム以外のチェーンが充実しているAtomic Walletがハッキングにあっている(原因不明)。皆さんご注意。今週は日本の話題が多かった。



<話題>
・ステーブルコインの話題が充実。
・全日空がNFTマーケットプレイスを開設。
・香港ドルのステーブルコインを発行しているところが当局に捕まる。
・ABEMAで「ひろゆきとJPYC岡部」さんたちの対談。

・ABEMAで「ひろゆきとJPYC岡部」さんたちの対談。

NISHIさん、内容はそんなに踏み込んだ話出なかったが、ひろゆきと話したことに価値があった。TAAKEさん、ポジティブな効果があった→なんとなくステーブルコインは良いものという印象を与えた。

そもそも番組はディベートバトルになりがちだが、良い印象を与えられた。難しい言葉を使わずに岡部さんが平易に伝えられた、そのおかげで他の出演者がフォローにまわってくれた。岡部さんが空気を作るのがうまかった。

ステーブルコインの決済は、大口の海外とのやりとりで今後活用されるのではないか。LINE PAYやPAY PAYとはすみわけができる可能性。ステーブルコインは海外への決算に向いている、そして365日24時間利用ができるという長所がある。

大きなサプライチェーンになると末端まで送金されるのに時間がかかる、そして、そういう末端の会社はインドネシア、アフリカなどの途上国が多い。そういうところへの送金がスマートコントラクトを使って即時性を持たせられる。またスマートコントラクトを導入することで100か所にでも自動送金が可能になる。そしてスマコンで時間指定して秒ごとに送金ができるなど実は豊富なユースケースと新しいペイメントストリームができる。

実はステーブルコインでしかできないことはたくさんあるそうです。

2023年6月1日の改正資金決済法施行の話題

まずはcoinpostの記事がわかりやすいのでご紹介。

ステーブルコイン年内発行へ

2023年6月1日の改正資金決済法施行により、法定通貨を裏付けとするステーブルコインが発行可能になることへの関心が急上昇している。

ステーブルコインはブロックチェーン技術を用いて作成されており、裏付け資産に基づき価格の安定性を保つよう設計されている。改正資金決済法においては、電子決済手段として定義されている。

グローバル市場では米ドルに連動するUSDCoin(USDC)やテザー(USDT)が主流となり、すでに仮想通貨取引やNFT(非代替性トークン)の購入時の決済手段として用いられてきた。国際送金やオンラインショッピングなどでの利用拡大も期待されている。

改正資金決済法によると、日本国内で発行されるステーブルコインの裏付け資産を準備する責任は発行者にあり、発行者は銀行、資金移動業者、信託会社などに限定されることになる。海外発行のステーブルコインについては、発行者ではなく流通業者が資産を保全する義務がある。その上、マネーロンダリング防止の観点から、取引情報の記録が流通業者に対して要求されるようになる。

参考記事:https://coinpost.jp/?p=464215

<NISHIさん解説>
今回はパーミッションレスのパブリックチェーン上でのステーブルコインUSDCのようなものに絞って解説。発行体は事実上、信託銀行、第一種資金移動業者、信託会社などに限定。リテール(小売・卸売)販売するのは電子決済代行業者(通称:電決業)のライセンスが必要で今年の6月から募集開始、登録に9-12か月かかるのでみんなが使えるのは来年2024年の夏ごろ予測。
電決業には暗号資産免許が必要。持っていれば2倍までレバレッジをかけることが可能。
いきなりパブリックチェーンでステーブルコインが発行できる。銀行はNG(プライベートチェーンなら可能)。銀行は口座が無いと資金移動ができないという前提がある。
今はProgmatが先行して動いている。以下にBard先生からの解説。

Progmatは、三菱UFJ信託銀行が開発したデジタルアセットプラットフォームです。Progmatは、ブロックチェーン技術と信託機能を活用することで、安全で信頼性の高い金融取引を実現します。また、Progmatは、スマートコントラクトを活用することで、金融取引を自動化し、これまでにない金融取引を可能とします。Progmatは、金融の仕組みを変え、挑戦できる社会を創ることをミッションとしています。

Progmatは、以下の機能を提供します。

  • デジタルアセットの発行・管理
  • デジタルアセットの取引
  • デジタルアセットの決済
  • デジタルアセットの保管

Progmatは、以下のメリットを提供します。

  • 安全性
  • 信頼性
  • 効率性
  • 透明性
  • 拡張性

Progmatは、金融機関、企業、個人など、幅広いユーザーに利用されています。Progmatは、金融の仕組みを変え、挑戦できる社会を創るために、今後も開発を進めてまいります。

Cosmos、Abalanche、Polygon…等などにProgmatは展開される可能性。本体がMUSGになるので世界的に信用度の高いステーブルコインが誕生する。なおステーブルコインをきちんと発行して良いと法律に明記しているのは日本が主要国で初
今現在ステーブルコインの日々の出来高は5兆円ほどあって、ビットコインの5倍ほどあるので将来性を感じる。
一つ注意なのは、USDC/USDTが日本で使えるのではないかというウワサもあるが、日本で使えるようになるには法律の壁が大きすぎて現状は難しい印象。上限が100万になったり、価格が下がったら保証しなきゃいけないなど
があり、日本ではなかなか流通しないのではないかという印象。
むしろ日本の銀行が発行するステーブルコインの方が流通するのではないかと思っている。USDTに関しては現状日本の販売業者は販売できなさそうな印象。USDTの価値を裏付けするアセットが債券だったり仮想通貨なので日本の当局にはじかれてしまうのではという見立て。
USDCは裏付けがしっかりしているが日本で取り扱うのはこちらも難しそう。全体的にステーブルコインが国でOKとなったのはかなりポジティブに捉えている。日本がクリプトの世界の中心となる。
JPYCの岡部さんはステーブルコインを狭義と広義で若干意味を使い分けている。狭義は国が発行するステーブルコイン、広義はDAIなを指しているのではないか。
来年からステーブルコインが乱立するだろう。どこで差をつけるのか?どうやってマネタイズを成功させるのか未来予想。
NISHIさん、Curveのようにアービトラージでビジネスモデルとを構築しているDatachain・三菱UFJ信託銀行・TOKIの連携に注目。こちらはProgmat Coinを採用。

Datachain・三菱UFJ信託銀行・TOKIが技術提携

三菱UFJ信託銀行、Datachain(データチェーン)、TOKI(トキ)の3社が、技術提携の開始を6月2日発表した。

この技術提携は、マルチチェーンで展開されるステーブルコインのクロスチェーン取引を可能にするインフラ構築を目指すために行われたとのこと。

三菱UFJ信託銀行が推進するステーブルコイン発行管理基盤「Progmat Coin(プログマコイン)」によって発行される予定のステーブルコインが、様々なパブリックブロックチェーン上で発行・流通されることを想定して、3社はインフラ構築を行うようだ。

参考「あたらしい経済」:
https://www.neweconomy.jp/posts/317233
具体的に保険・ゲーム、DEXでのマイナー通貨との交換、NFTを使った貿易証書の取引などのユースケースが考えられる。DIDやVC(ベリファイド・クレデンシャル=認証済の資格証明書)でも使えそう。
今は国際貿易する時に例えばTOYOTAの銀行送金などは目に見えないところで行われている。常識は5年で変わる。今後ステーブルコインで決算が透明化するとその決算が株主に評価される時代が来るのではないか。企業は貿易収支を隠したいと思っているかもしれないがステーブルコインで収支をクリーンにしている会社が評価される時代が来るのではないかとにらんでいる。それが正しいかどうかを判断するzk(ゼロ知識証明)技術があればもっと面白くなる。
そういう意味でステーブルコインは中心のピースとなる。ステーブルコインは経済活動をすごく便利にしてくれるはず。発行量によるがDappsの開発もどんどん進むだろう。
人気のあるステーブルコインとないコインでアービトラージが生まれる、そこに稼げるポイントがあるかも。マルチチェーンはより楽しくなるだろう。銀行は平日しか稼働していないのでそこの埋め合わせ&アービトラージが生まれるかも。



JPYCは今後どうなるのか?

こうなる流れは覚悟していたはず。スタートアップの強みを生かしてリスクが取れる、フットワークの軽さなどを活かして銀行などの大手のステーブルコインとは別軸として活躍していくのではないか。ネイティブクリプト企業として頑張ってほしい。

まとめ

日本のステーブルコインと交換できる海外の専用DEXなども誕生するのではないか。Cosmos、Avalancheなどが混ざってきてより長所を活かしてもっと面白くなるでしょう。

ステーブルコインがL2に来る可能性もあるのでそれも面白い。次のイーサリアムのアップグレードでL2のガス代が100分の一になる予定。必ずステーブルコインブームは来る。

DEXとステーブルコインは鶏卵のように密接に関わっていっている。マスアダプションするのはステーブルコインが間違いないだろう。

ちなみにUSDCはアメリカでは日常的に使用できる。ガス代もかからないし、チャージもできる。SlashファウンダーのSHINさんいわく、日本ではステーブルコインがまったく普及してないのでビッグチャンスととらえている。ステーブルコインは日常使いが期待できる。

クリプトはまだ発展途上でラストワンマイルにはならなくていい、どちらかというとそのトークンでPAYPAYにチャージできるようになったりするととても便利だと思う。つなぎとして可能性がとても高い。

世界で一番安全な資金はドイツ国債・スイスフラン・日本円といわれている。子のステーブルコインをきっかけに日本円が世界で普及する流れがあるかも。日本円が強くなりそう!

今回はこの音声を元にまとめてみました!

ステーブルコイン先進国に日本がなってとても未来を感じれます。未来は明るいぞ!これからもクリプトを毎日学んでいきたいと思います!ではまた!

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