毎日お疲れ様です!今日は何回イライラしましたか?
怒るのもココロが生きている証拠!怒りそのものには良いも悪いもないそうです。
感情を抑圧しちゃダメです。
でも怒りを貯めこんだり、感情的になっちゃうと話は別ですよね。
でも「怒り」があなたの味方になるとしたら?
怒りには本当の自分のココロが隠れているかもしれません。
今日は藤井雅子先生の『人はなぜ怒るのか』を読んで怒りの活用法を学びましょう。
怒りと向き合って大切な「ココロからのメッセージ」を受け取り、自分の中の弱い自分を愛してみませんか?それはきっと素敵な自分探しの旅になると思います!
怒りを活用し、本当の自分に出会う14の質問。
人はなぜ怒るのか?
著書では怒りの原因は「不一致による違和感」「不公平感」だと言います。
「なんて日だ!」状態ですね。
特に「○○であるべき」という思考が強いと怒りを感じやすいということです。「~べき」思考は 物事に100パーセントを期待している状態。 言い換えると甘えている、もしくは依存してる状態だそうです。嫌ですねえ。
「~べき」思考を和らげる方法は、
くらいの「wish=願望」レベルに期待値を下げるのが有効だそうです。
僕は朝の通勤時間帯に歩きスマホで道を塞いでる人が苦手です。
混雑時は「歩きスマホをやめるべき」と思っています。間違ってはいないと思いますが「歩きスマホは止めてくれたらいいな」と期待値を下げると少しイライラは軽減されるという事。
僕がどんな気持ちであろうと歩きスマホしてる人は絶対に0にはならない。僕の見積りだと15人に1人ぐらいは歩きスマホをしている人はいるので、イライラするだけ無駄。ゼロになる事を期待しない 、というわけですね。
少しこの考えを取り入れるだけでも気持ちが楽になるように思います。そりゃゼロになるのが一番なんでしょうけどね。
まあ治安維持や警察でもない一般人の我々はイライラする必要も、世の中を正さなくてもよし!
変な人は一定数います。一般的なルールすら知らない無知な人、自分はルールを守らなくて良いと思っている認知の歪んでいる人。どちらにせよ関わらない!
どうせ「~べき」思考ならリラックスすべきですね!
裏感情とは?
怒りを活用するためには、まず裏感情というキーワードをお勉強しましょう!
一次感情
何かあったその瞬間に感じる原始的な感情のこと。
・寂しさ
・怒り
・喜び
・驚き
・恐れ
などが例として上げられています。生きるための本能的な感情ですね。
二次感情
二次感情は一次感情から呼び起こされる感情です。
・恥
・誇り
・傲慢
・困惑
・罪
・嫉妬
などで人間が後天的に学習や経験を重ねて身につけていく感情との事です。「プライドが傷つけられた!」などなど。
裏感情
原始的な一次感情は強く不快なので、二次感情に隠れやすいといいます。
その一次感情と一緒に隠れている弱い気持ち、それらを「裏感情」とここでは呼んでいます。
裏感情には、隠れている様々な弱い気持ちがあります。一例を羅列します。
・嫉妬
・心配
・失望
・悲しみ
・寂しさ
・恥
・困惑
・驚き
・罪の意識
この弱い気持ちにたどり着き、向き合えれば、本当の「ココロの声」を聞くことができます。
深く自分のことを知れば、怒りを感じることが少なくなります。
「ココロの声」から、自分の奥底に隠れている弱い自分を見つけてあげる事ができれば、自分への愛や信頼が深まります。
怒りの活用法にチャレンジして自己発見の扉を開きましょう!
怒りの活用法!
怒りの活用の第一ステップとして、14個の質問を紙に書きだして答えてください。
2.それぞれの怒りを言葉で表現してみましょう。
3.その時、何か身体の反応はありましたか?
4.その怒りは誰に対してのものでしたか?
5.あなたはその時どんな対応をしましたか?
6.そのあとの気持ちはどんなでしたか?
7.どうやって、その怒りを解消しましたか?
8.今振り返ってみて、あなたが怒りを感じた理由は何だったのでしょうか?
9.本当はどうしたかったですか?
10.もし相手に何か言おうとしたら何が言いたかったでしょうか?
上記を受けて、ここからの質問はまとめに入ってきます。
12.あなたが怒りを感じやすいのは、誰に対してでしょうか?
13.あなたが怒りの表現は、どんなものが多いですか?
14.あなたはいつもどうやって怒りを解消していますか?
14の質問によって自分の「~べき」思考の傾向がつかめるはずです。思考の傾向がつかめれば怒りの傾向がつかめてきます。
そして怒りの傾向を知れば、その裏側にある「裏感情」を見つける事ができます。
その怒りは人に傷つけられまいとする、か弱い自分が隠れていたりしませんか?
自分のか弱い自分を見つける事が出来たら慈しみ、認めてあげましょう。
自分の心の奥底で震えている弱い自分と仲良くすれば、結果的に自分を強化できると思います。
怒りやすい人は自分は強いと、奥底に眠るココロの声をずっと無視していたから、ココロと行動がバラバラでずっと苦しんでいるのかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね!
今回の本
【書籍名】 人はなぜ怒るのか
【著者名】藤井雅子
【出版社】 幻冬舎新書
【出版日】2009年1月30日
著者の藤井雅子先生は、心理カウンセラーで活躍されている方です。
本では実例を交え分かりやすく解説してくれます。今回、僕が紹介した以外でも上手な怒りの表現の仕方や、怒りのイライラをワクワクに変える方法など現実社会で役立ちそうなものがたくさんありました。
というメッセージが散りばめられています。自分に湧き上がるすべての感情はきっと自分のためですよね。うまく向き合いたいですね。
怒りをポジティブなものに変えれればきっとハッピー!ポジティブエネルギーに変換しましょう!
いつも強くなくたって良いんですよ。本当の強さは自分の内面から湧き出してくるものです。
辛い時に辛いね、って自分を支えられるのが本当の強さなんですよ、きっと。
さらに怒りについて考察したい人は、
なんて記事もまとめていますので一緒にどうぞ!
本当のココロと仲良くなってまた新しい明日を頑張っていきましょう。きっとどんどん良くなります。
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どんどん人生は良くなります。頑張りましょう!
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