どうも金時です!
梅雨入りしましたね~。このキャラクターをプロンプトで作成してAIでシミュレートできるブロックチェーンゲームとても面白そうですね。これは絶対後日触りたいと思います。
AWハッカソンで作った
"LLMエージェントを使ったオンチェーンゲーム"
を、チームメイトの@onjasのツイートを元にスレッドで紹介します・LLMシミュレーションによる文化層
・スマコンのパーミッションレスコンポーザビリティ
を組み合わせて新しいUXに挑戦してますデモ:https://t.co/B40Mkc9ajv https://t.co/MQZuCR1TeL
— Miyata koji | DMM.Web3 (@miyata_17_) May 28, 2023
そして、今日はマルチチェーン研究、Avalanche編です。前回はCosmosで今回はAvalanche!!
Avalancheは「究極の後出しチェーン」、そして日本人でファウンダーを務める人たちが強力なのでなんと全世界のアバランチ保有量の第三位が日本となっています。
アバランチはヤバランチ!
Avalancheとは?
さっそくAIに解説してもらいました。
Avalanche(アバランチ)は、分散型の仮想通貨プラットフォームおよびネットワークです。Avalancheは、高速かつスケーラブルなトランザクション処理を提供することを目指して設計されており、ブロックチェーン技術を基にしています。
Avalancheは、Proof of Stake(PoS)のコンセンサスメカニズムを使用しています。ネットワーク上の参加者は、自身の仮想通貨をステーキング(預け入れ)して、トランザクションの検証およびブロックの生成を行います。この仕組みにより、ネットワークのセキュリティとパフォーマンスが向上します。
Avalancheプラットフォームは、スマートコントラクトと呼ばれるプログラム可能なトランザクションをサポートしており、ユーザーはこれを使用して独自の分散型アプリケーション(DApp)を構築することができます。Avalancheは、EthereumやBinance Smart Chainなど他の主要なブロックチェーンとの互換性も持っており、資産の移行や相互操作が可能です。
Avalancheネットワークのネイティブトークンは「AVAX」と呼ばれており、ユーザーはAVAXを使用してトランザクション手数料の支払いやネットワーク上でのアクティビティを行います。
Avalancheは、高速なトランザクション処理、スケーラビリティ、および開発者向けの柔軟性を提供することを目指しており、分散型金融(DeFi)や企業のブロックチェーンソリューションなど、さまざまなアプリケーション領域で活用されています。
そして日本のスペシャリストの動画を参照してみます。※最後に動画のリンクを紹介します。
アバランチの特徴
・ETH2.0よりも高い、分散性!
・CosmosIBCよりも簡単な、拡張性!
・BTCよりもデフレなトークン!
・Avalancheはヤバランチ!
だそうです。分散性、スケーラビリティ、安全性、エコシステムすべてを兼ね備えた理想のブロックチェーン!だと解説されています。さすが究極の後出しチェーン。アメリカでしっかり本社を構えて規制に対処するという面もあって、アマゾンとの協業、そして最近発表されたAvacloudという自分でブロックチェーンを開発できるサービスなども開始され本当に脂がのっていると思います。
ブロックチェーン速度はトランザクションの処理速度ではなくファイナリティ、つまり決済を完結するまでの速度であるとよく聞きます。つまりファイナリティの速度=ブロックチェーンの速度ですね。
とにかくいろいろヤバランチ!
Avalancheの基本構造
Avalancheは3つのチェーンで構成されています。
X-Chain(Exchange Chain)
AVAXトークンやその他のデジタル資産の作成と取引に使用するチェーンです。
資産作成の際に「特定の日までトレードできない」や「特定の居住地に住む人にしか送付できない」などのルールを設けることは可能ですが、スマートコントラクトには対応していません。DAG(Directed Acyclic Graph)構造を取るため処理速度が速いチェーンです。
スマコンに対応せず、シンプルにデジタル資産の作成と取引に使用するチェーンですね。ExchangeのXですね。こうやってチェーンをそれぞれ特化させることで最高のパフォーマンスを実現しています。ペイメント用になっています。
なおExchangeには以下のような意味があります。
「Exchange(エクスチェンジ)」は、複数の人や団体が資産や商品を取引するための場所やプラットフォームを指す一般的な用語です。主な意味は以下の通りです。
1. 金融取引所: 金融市場で株式、債券、商品先物、オプションなどの金融商品や通貨を売買する場所を指します。例えば、ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NASDAQ、ロンドン証券取引所(LSE)などがあります。これらの取引所では、証券取引所やコンピュータネットワークを通じて取引が行われます。
2. 仮想通貨取引所: 仮想通貨の売買が行われるオンラインプラットフォームを指します。仮想通貨取引所では、ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの仮想通貨を他の通貨(例: 米ドルやユーロ)や他の仮想通貨と交換することができます。代表的な仮想通貨取引所にはBinance、Coinbase、Krakenなどがあります。
3. 物々交換: 商品やサービスを交換する場所や方法を指すこともあります。人々が不要なものを持ち寄り、他の人と交換することで相互のニーズを満たす方法です。
4. 情報交換: 情報や意見を共有し、相互にコミュニケーションを図る場所や手段を指すこともあります。例えば、言語交換の場としての言語交換所や、オンラインフォーラムやSNSのコミュニティなどがこれに当てはまります。
上記のように、”Exchange”にはさまざまな意味がありますが、一般的には資産や商品の売買が行われる場所やプラットフォームを指す用語として使われます。
C-Chain(Contract Chain)
dApp構築に使用するチェーンです。
EVM(イーサリアム仮想マシン)実装のチェーンで、スマートコントラクトの実行が可能です。Metamask はC-Chainにしか対応していませんので、送金の際にはC-Chainを利用する必要があります。
ContractのCですね。イーサリアム互換、そしてスマートコントラクトの実行を可能としています。メタマスクはここのチェーンで対応しています。CoinのCチェーンと覚えましょう?(余計ややこしいですか?)
EVM互換のパブリックチェーン。
P-Chain(Platform Chain)
Avalancheのメタデータ(特定のトランザクションの機能に関する付帯情報など、他のデータに関する情報を含むデータ)を記録するチェーンです。
バリデータやサブネットの管理は、このチェーンで行われます。一般的なユーザーは、ステーキングを行う際に利用することが多いです。
プラットフォームであり、拡張用のチェーン。CosmosIBCのように誰でも簡単に独自チェーンを接続できる。つまりマルチチェーンの役割を担うところはこのP-Chainですね!
まとめ
長くなりましたので次回の後編でコンセンサス、そしてAva-cloudの話も可能な限りしたいと思います。
特化した3つのチェーンで構成させることでAvalancheは最高のパフォーマンスを実現、つまりそもそもがマルチチェーン的な思想なんですね。
Avalancheは社会実装に優れてリアルアセットをどんどん取り込んでいくと思います。発展が楽しみです。
先日マルチチェーンを学んでCosmosもAvalancheもPolkadotも仲良く、競わずにつながっていく未来を感じたのでそれはとてもワクワクしました。まだ10万人ぐらいのアクティブな市場の中で競い合っても(もちろん競い合うのも良い面はあります)しょうがないので手を合わせて分散型ネットワーク、真のネットワーク上でのアイデンティティ成立に向けて頑張ってほしいですね。では、また!
参考記事:「知識ゼロからでも分かるAvalancheの概要【特徴や活用例を徹底解説!】by STIR LAB」https://t.co/rRWj4aj0NJ
参考動画:「私がアバランチを推す理由(Ava Labsコバタケ氏)」https://youtu.be/e0zyzKBja5A
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