「awful」むごい、ひどい(畏怖のこもった)。トレンドイングリッシュ23.9.29

awfulニュース、ご報告

どうも!金時です。

今日も世界の注目トレンドと英語を学ぼうと思います。

今日は映画『ハリー・ポッター』で優しく厳しいダンブルドア先生こと Michael Gambon(マイケル・ガンボン)の訃報のニュースを目にしたのでその話題をピックアップしようと思います。

ということで『ハリー・ポッター』の生みの親J・K・ローリング(J.K.Rowling)のツイートを紹介します。Let’s learn English while keeping up with the trends!(流行を追って英語も学ぼう!)

本日のレッスン!ダンブル先生よ、永遠なれ!

”I’ve just heard the awful news about Michael Gambon. The first time I ever laid eyes on him was in King Lear, in 1982, and if you’d told me then that brilliant actor would appear in anything I’d written, I’d have thought you were insane. Michael was a wonderful man in additional to being an outstanding actor, and I absolutely loved working with him, not only on Potter but also The Casual Vacancy. My deepest condolences go to Michael’s family and everyone who loved him.”

JKRowlinghttps://x.com/jk_rowling/status/1707434708777279935?s=20

「マイケル・ギャンボンについてのとてもつらい知らせをたった今聞きました。彼を初めて目にしたのは1982年の『リア王』でした。当時、私が執筆したものに彼が出演するって言われたら、きっとあなたはまさか!って思ったでしょう。マイケルは素晴らしい俳優であるだけでなく、素晴らしい人でした。彼と一緒に仕事をしたことは、『ハリー・ポッター』だけでなく『ザ・カジュアル・ヴァカンシー』も一緒で本当に楽しかった。マイケルの家族と彼を愛するすべての人々に、深い哀悼の意を表します。」



注目の単語

「awful」

awful(オーフル)=ひどい、おそろしい、畏怖の念をおこさせる=恐れ多い。

“Awful” の語源は、古英語の “awe” から派生しています。元々は “awe” という語は「畏怖」や「威厳」を指すものでした。その後、この語が「畏怖すべき」や「恐ろしい」といったネガティブな意味にも拡張され、さらに “awe” に “-ful” という接尾辞が付け加えられて “awful” となりました。

<例文>

  1. The food at that restaurant was absolutely awful. I couldn’t eat more than a bite. (そのレストランの食事はまったくひどかった。一口も食べられなかった。)
  2. We had an awful storm last night, and many trees were knocked down. (昨夜はひどい嵐が吹き荒れ、多くの木が倒れました。)
  3. It’s awful to hear about the tragedy that happened in the city today. (今日の市内で起こった悲劇について聞くのはひどいことです。)
  4. I had an awful headache all day, and I couldn’t concentrate on my work. (一日中ひどい頭痛があり、仕事に集中できませんでした。)
  5. She received some awful news about her close friend’s health, and she’s very upset. (彼女は親しい友達の健康に関するひどい知らせを受けて、とても落ち込んでいます。)

「laid eyes on」

laid eyes on=目にした、目に入った。ここでは「初めて見る」という意味で使われています。

“laid” は英語の動詞 “lay” の過去形や過去分詞形です。この動詞はいくつかの異なる意味で使われますが、一般的には以下のような意味があります:

1. 何かを水平な位置に置く、設置する。
– She laid the book on the table. (彼女はその本をテーブルに置いた。)

2. 鶏などが卵を産む。
– The hen laid an egg. (そのめんどりは卵を産んだ。)

3. 計画を立てる、布置する。
– We need to lay out the schedule for the project. (プロジェクトのスケジュールを立てる必要があります。)

4. 仮設する、提案する。
– He laid forth his ideas for improving the company. (彼は会社を改善するためのアイデアを提案しました。)

5. 何かを置いておく、広げる。
– She laid a blanket on the grass for a picnic. (彼女はピクニック用に芝生にブランケットを広げました。)

“laid” は “lay” の過去形や過去分詞形であり、過去の出来事や状況を表現する際に使われます。上記の例文では、それぞれの文脈で “laid” の異なる意味が使われています。

さいごに

『ハリー・ポッター』のダンブルドア先生ことマイケル・ガンボン氏は82歳で家族に見守られながら天国へと旅立ちました。素晴らしい俳優でナイトの爵位も授与しています。彼は作品の中で永遠に生き続けます。

そして、ハリーポッターの生みの親JKローリングは30歳まで誰にも相手にされず精神を病んでいた時期もありました。彼女はそれでもあきらめず小説を書き続けイギリスを代表する作家となりました。彼女はこう言っています。

“Rock bottom became the solid foundation on which I rebuilt my life.”(最悪な状態が、私の人生を立て直すための堅固な基盤となりました。)

一度、人生の底にタッチしてから本当の人生は始まるのかもしれません。何もかも失ったと思った時にでも残っているものがあります。一歩踏み出す勇気を持ちましょう、ハリー・ポッターのように!

では、またお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました