虹はなぜめでたい?

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10月22日に即位礼正殿の儀が行われ、その時に雨が止んで都内の低空に「虹」が出来たとか。

なんだか晴れやかな未来になりそうでめでたいです。でもなぜ虹にはめでたいイメージがあるのでしょう?

という事で今日はなんだかめでたい虹について色々調べました!

虹はなぜめでたい?

①虹はなぜ虫偏なの?

虹は古来中国では蛇などと同じ竜の一種と思われていたから虫偏だそうです。空に架かっている雄大なもの、という感じでロマンがあっていいですね。

ふむふむ虹は空を駆ける大きな竜ですな。いや待てよ、竜に虫編ついてないよね!と思うのですが「虫」偏は元々ヘビのニョロニョロ感を表しておりヘビの一種のマムシ「蝮」から来たそうです。なるほど蛇も虫偏ですね。竜に虫編は付きませんが、ヘビの親玉感がありますよね。ニョロニョロしているヤツは虫偏!という事で「蛸(タコ)」なんかも虫偏なんですね。

なんだかややこしいけど、虫偏は元はヘビのものだったんですね。じゅあ虫の方はっていうと、元々は「蟲」だったらしいんですけど、めんどくさいし、なんだかワサワサしているので省略して書いているうちに…という事らしいですね。

ちなみに虹の右の「エ」は元々「空」から来た漢字だそうなので虫編と合わせて空の竜。「エ」は握るものだったり、繋ぐものだったりという意味もあるそうで、天と地をつなぐ竜なんて解釈もあります。漢字ひとつで奥深いものです。

虹は天のドラゴンだ。うむ、めでたい感じが出てきました。即位の礼で三種の神器も話題に上がりましたが「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」はヤマタノオロチの尾から出てきたという伝承もありますので竜の話が続きます。竜が日本の空を見守っていた、という感じがしますよね。

ちなみにバトル漫画とかで「虫使い」ってキャラクターいますけどドラゴンも扱っていいという感じになりますよね。「蟲使い」の上位版、この創作のヒント、君にあげちゃう!

②虹は7色?

虹というのは大気中の水滴に光が通過した時に屈折、反射して起こる大気光学現象ですよね。光は色んな周波数を持っていますので7色だけではないですが誰が決めたのか?

こちらは万有引力の法則など知られるアイザック・ニュートンが決めたという説が一般的です。国によって色の数も違うようですが、日本の教育ではニュートンの影響が大きかったようで7色と思っている人が多い。2色から8色まで国や文化によって異なるそうです。ニュートンは1727年没、という事なので300年近く我々に影響と与えていて驚きですね。ニュートンこそ万有感があります。

ちなみにニュートンは虹は光から出来ているので他の色の要素があるのを知っていたらしいのですが、音楽が学問として捉えられていた時代で音階の間の高さと関連付けて7つだ!と決めたみたいですね。天才だね。決断が早い。僕だったら9.3色ぐらいかな?なんて濁しますけど。

キリが良いのでしょう。

③結局、虹はなぜめでたい?

というわけで色々調べて、僕が出した答えは、

・虹は竜の化身と考えられていたから。
・虹は色んな色を含んで色のボス的な要素があるから。
・虹の7色はラッキー7と結びつくから。
・虹は雨上がりにみられ、晴れやかな印象付けがあるので。

ちなみに「ラッキー7」という言葉は1885年のアメリカの野球が由来らしい。優勝がかかった試合の7回に打ち上げたフライがラッキーな風に乗ってホームラン!見事逆転優勝!というお話からきているとの事。

「ラッキー7」という言葉はともかく数字の「7」には宗教的な意味も絡んでいそうです。

今回は「虹」というキーワードから色々調べてみました。今日、都内で虹を肉眼で見れた人はラッキーでしたね。いいことありますよ!そうそう、2011年のエチオピアには「虹色の雲」が出ていたなんてニュースも目にしました。

皆様の生活にも虹のようにカラフルな素晴らしい毎日がありますように。

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