暗号通貨トーーク!メモ 2023.6.11 本日の学び

crypto本、メディア

どうも金時です!今週もクリプト界隈はSEC、ゲンスラーショックで騒がしいですね。

さっそく今週の「仮想通貨トーーク!」メモって行きましょう♪

Posが証券の疑いということで指摘された。

流動性が落ちる週末に軒並みメジャーアルトコインは20%以上下落。今週はクリプトが証券か、証券ではないかをめぐっての議論が各所で行われている。

邪推をすると、リップルの裁判がそろそろ終わる。報道ベースではリップルが優勢との向きもある。ゲンスラーのメンツもあり、裁判を長引かせるか、勝つまで戦うかもしれない。そして訴追をするには何十億とキャッシュがいる。カルダノみたいなキャッシュのある所はすぐに訴追を行っている、荒れているのはPolygon。体力のない2021年ごろにできた第三型暗号資産、アルトコインが潰されていくかもしれない。そして、それが前例となりドミノ倒しになる可能性がある。

ちなみにイーサはCME(Chicago Mercantile Exchange=シカゴに拠点を置く世界的な金融商品取引所)で先物として扱っているのでここを刺すとブーメランが返ってくる可能性もあるから今回は被弾しなかったのではないかと考えられる。

とにかく情報が錯綜してて、陰謀説も流れている。FTXのサムがバイデン大統領に対して2番目の資金援助者だった、そして今はそういったロビー活動をする人がいなくなったのも事実。

ただこんな流れになったのにはそんなに驚かない。ゲンスラーは一貫して同じようなメッセージを発していた、来るべき時が来ただけという向きもある。クリプトのためのガイドラインは日本でようやく整備されたが、アメリカはまだ。

Binanceとcoinbaseは質が違うのではないか?ステーキングサービスは2017年ごろから存在していた。coinbaseはナスダックに上場もしている。3年前のリップル裁判の時はステーキングとは無関係に証券性の疑いから裁判が始まっている。基準がよくわからない。

そして日本の金融庁とSECの認識がここまで乖離しているのは初めてかもしれない。日本においてはステーキングが合法サービスとなっている。日本は「暗号資産」という枠組みを法律でくくって判断している。アメリカでは有価証券性の疑いで提訴している。

どれがアウトからはわからない。ゲンスラーが言っていることがすべて正しいとは思っていない。ただなんとなくガイドラインはあったのでそこに従うべきだったとも思う。やるならばしっかり有価証券として届け出を出すべきだったとも思う。クリプトはあいまいな領域ゆえにできることは可能な限りやるべきだった。ゲンスラーはビットコイン以外はすべて有価証券として届け出を出すという主張。

今回リスト化されているのは基本的な届け出をクリアしていないものもあり、いろいろ混ざっている。アメリカのあいまいさとクリプトのあいまいさが混乱を引き起こしている。

CFTC(Commodity Futures Trading Commission(商品先物取引委員会))としてはDAOだから法的責任から逃れるということも認めていない。CFTCとSECの綱引きも感じる。CFTCではビットコインとイーサリアムは上場している。この辺を有価証券として争うとSECにブーメランが返ってくる可能性がある。

世の中には対話をきちんとして、やれることをちゃんとやっているクリプトプロジェクトもある。難しい。

過去はXRPが刺された、それから通貨価値は上昇していない。SECに刺されると人材も集まらなくなり回復が難しい。そうなるとロビンフッドのように上場したコインをデリストするような動きも出てくる。そうなるとアルトコインに投資する人は少なくなってくる。

ゲンスラーはリップルとの裁判に負けてたらもっと立場が悪くなる。日本では金融庁から刺されるとほぼ有罪になるがアメリカでは控訴をすると逆転できる場合もある。

SECと勝負するのには数十億円かかる。イノベーションを起こそうとする仮想通貨とただ儲けたいだけの通貨もあるのでどこをどうするのか?ただマスアダプションするにはどちらにせよ法整備はでもきちんとしなきゃいけない。

2017年の8月9月の出来高はほぼ中国だった(約7割)。ただ突然2017年9月に中国で規制されて価格が半分になった。そのあとは日本を中心に買われて値段は上昇している。こういった歴史からアメリカが全面禁止しているからといってクリプトがなくなるわけではない。本当に分散化しているところは生き残るだろう。

日本と香港は規制をきちんとしているのでクリプトは国境を超えるので息の根を止めるのはできないと思う。結局、クリプトの歴史は浅いので何とも言えない。ひょっとしたら冬眠のようになるかもしれない、未来は分からない。日本ではクリプトは盛り上がっているがまだ実際のユースケースは少ない。



毎年、仮想通貨取引所のランキングは変わっている。Binanceは長かったがそんなことは往々にある。FTXが飛んでも飛ぶ前の価格には戻っている。

日本は法が先にあって申請する方式、アメリカは先にイノベーションさせて法律がそのあとに来る。それぞれ国によって特徴が変わる。今のところはどこまでやればOKというのがわからない難しさはある。プロジェクトによって対応も違うので、ガイドラインはしっかり国として示すのは大事。

一方、アメリカは民意に大事をするというロジカルに見えるところもある。Binanceは前のめりだったが、coinbaseは企業としてしっかり法を順守しているように見えたが今回はごっちゃになっている。

アルトコインはほとんどPoS、PoSがダメならアルトコイン氷河期がくるかもしれない。7月まではこのような流れが続くかもしれない。なんにしてもゲームルールが変わるなら、それに沿うしかない。

仮想通貨は数年に一度、メテオが来る。ビットコインもイーサリアムも危機があったし、実はそこまで深刻に考えていない。実はテンションが上がっている。日本は日本で粛々とやるしかない。ただ日本も油断せず、きちんと進めて健全なイノベーションを起こしていく。



日本はきちんと法整備、「暗号資産」という枠で定義しているのでイノベーションはアメリカに比べて起こりやすくなっているのかもしれない。香港にも大陸マネーが流れていくだろう。2017年の逆転現象が起こる可能性が高い。

第三型暗号資産が心配。2021年にできた通貨は資金が少ないので訴訟に耐えられないのではないかと心配している。それで判例が出来て他の通貨も刺される可能性はある。

ざっくりいうと有価証券とは「何もしていなくても所有者が利益を得られるもの」。とにかく情報が錯乱しているのでさらに状況は変化していくだろう、とにかくこういう時にはスキャム案件が多いので各自気を付けましょう。

まとめ

私のようなクリプト2年生には、今回のようなSECショックは驚きがありましたが、ただ来るべき時が来たようにも感じます。正直、ひとつの国家、しかも世界最強の国家とクリプトのバトルはどういった結末を迎えるのか?には私も興奮しています。

さまざまな憶測、推理、そして陰謀論なども飛び出してきてホントこの界隈は飽きないですね。いつもエキサイティングです。NISHIさんいわく、このようなメテオは起こるが悲観はしていない、という意味の言葉をは頼もしいなと思いました。

まあなんでもアリのクリプトの世界、そろそろきっちり整備するのもいいかもしれませんね。ロイさんがいうようにマスアダプションするためにはやはりルールは必要です。ただ「code is low」ではなく「low is low」というのは当然だと思いつつ、ちょっと残念ですね。では、また!


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