Intmaxを調べる② 23.6.21本日の学び

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どうも!金時です。

今は日本のordinalsのブームとBlackRockが気になりますね、せっかくなのでBlackRockツイートをひとつ翻訳します。

TradFiが暗号通貨に大胆な動き。 Blackrock、Invesco、WisdomTree、FidelityがビットコインETFを狙っている。 しかし、ビットコインETFとは何だろうか? まず、ETFとはExchange-Traded Funds(上場投資信託)の頭文字をとったものだ。 ビットコインETFは、ビットコインを所有したり取引したりすることなく、個人投資家にビットコインを公開する。 主に証券会社による伝統的な取引所で提供されている。 しかし、TradFiは高度に規制されているため、ビットコインETFの取引を開始したい機関は、関連する規制当局からライセンスを取得する必要があります。 とはいえ、米国はまだビットコインを裏付けとするスポット・ビットコインETFを承認していない。10兆ドル超の資産を持つ世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、ビットコインETFをSECに申請した。 ウィズダムツリーもビットコインETFを申請した。 インベスコ、ビットコインETFの申請を再開 。ブラックロックの充填で興味深いのは、ナスダックと監視共有協定を結び、操作を緩和するということだ。 私にはクールに見える。 SECが最近BinanceとCoinbaseを提訴した直後のことで、詰め物は調整されているようだが。 TradFiの連中は、以前から批判していたとはいえ、結局は暗号手数料のパイが欲しいようだ。しかし、良い面もある。それは、ビットコイン/暗号の大規模な普及を意味する。 承認されれば、ブラックロックやその他の企業は、何百万人もの個人消費者にポートフォリオの一部を暗号に割り当てることを教育することになる。 これにより、他の暗号商品に対する消費者の関心が高まるだろう。  それとは別に、私たちが考えているよりも早く次のサイクルが始まると思う。 BTCの値動きは、今後数日、数カ月でこれを反映するだろう。今日はここまで。 アルファ版、ジェム、初期の物語については、私@ViktorDefiをフォローしてください。 私の無料ニュースレターを購読して、限定ジェムをゲットしよう:

ふむ!まったくわかりません(笑)、近日中にもっと掘り下げてみたいと思います。

せっかくIntmaxの勉強会も行って理解が増したので今日もIntmaxについて調べてみたいと思います。

Intmaxって何?②

6/20に東京で開かれたIntmaxイベントの要約から振り返ります。

まずはIntmaxはイーサリアムのL2ソリューション。まずはなぜイーサリアムなのか?という話から開始されます。イーサリアムは「史上最大の金融テック発明だから」という話から始まります。

①グローバル
②最大の暗号学コミュニティ
③最大のアプリケーション開発コミュニティ
①グローバル=イーサリアムにリアルアセットが乗りつつある。仮想通貨にRWAs(リワルワールドアセット)がどんどん乗ってきている。
②最大の暗号学コミュニティ=暗号通貨(クリプト)のイーサリアムを世界トップレベルの暗号学者たちが支えている。
③最大のアプリケーション開発コミュニティ=200を超えるアプリケーションがイーサリアム上で開発されている。



つまり、イーサリアムは新しい金融のエンジン。となりえる。

このイーサリアムの金融のエンジンは一過性のものではない。今まで「輸送・通信技術」「資本市場」「科学の合理主義」「私有財産権」などのイノベーションが起きてきた。

「財産権の保護」という制度ができたことにより、イギリスで産業革命が起きて金融が爆発的に成長し、人口が増えて人々は豊かになった。大事なのは制度だと考える。制度によって人々が富を所有できることが可能となった。そして、産業革命は起こるべくして起きた。

イーサリアムは「デジタル上での財産権の保護」を可能とした。これはガレキではない、鋼鉄とコンクリートでがっちり建てられた建物のようにイノベーションの基盤を築くだろう。

イーサリアムはビットコインと違い、スマートコントラクトというプログラムを走らせられる「ワールドコンピュータ」として発明された。これは公共の口座であり、プログラムでオペレーションされる法人口座となり、様々なタイプのデジタル上の財産権を規定することとなる。

Intmaxが約束する事。

①長期的な手数料ゼロ。
②IntmaxのウォレットはもっともシームレスなウォレットUX



6ミリオンドルの資金調達、イーサリアム財団からのグラント。スイスでのイーサリアムなどに並ぶプロジェクトとして評価を得ている。つまりIntmaxは様々なところで期待されている。

では、イーサリアムL2とはなんだろう?先にブロックチェーンのトリレンマを理解しなくてはいけない。「分散性」「セキュリティ」「速度」この3つを同時に達成するのはかなり困難(ほぼ不可能と言われていた)。イーサリアムは「分散性」「セキュリティ」を優先させて「速度(スケーリング)」を犠牲にした。

速度(スケーリング)が強化されなければ何十億の人たちが使うことはできない。実際に1トランザクションに15秒平均してかかってしまう。これではスケーリングなど夢のまた夢だ。

そこでZKP(ゼロ知識証明)の登場。
ゼロ知識証明とはその答えを知っていなくても、その答えを知っているということを証明できる技術。これが何の役に立つかというと、一度イーサリアムL1の外で大量の計算を高速で行い、その計算結果とL1にこの計算結果は取り込んでもOKという証明書をメインレイヤーに渡す。ZKPによりトランザクション処理速度が向上し、何十億という人々が使える未来に近づくことになる。つまりスケーリングの問題を一気に解決できる。

IntmaxはZKP技術を改良し、トランザクションの結果を要約という形で返す。

最終的な計算結果をオンチェーンに乗せる処理に実は90%のガスコストがかかっている。Intmaxは計算結果を要約することでそれを限りなくゼロに。さらにクライアントにデータを保有させて計算させることで大量の並列化が可能。つまり、Intmaxはスケーラビリティと秘匿性を両立させられる。

最後にトレードオフ比較表。

まとめ

Intmaxはマイナーも募集していて、ノードを立てるのにもそんなに高いスペックのPCを必要としないらしいのでぜひチャレンジしたいと思った(ガス代が限りなくゼロだということで大きく儲けられるかどうかはやってみないとわからない)。2024年にメインネットローンチ予定ということでとても楽しみだし、なにか協力できるあればぜひエコシステムに協力したい。

イーサリアムを何十億人の人に使ってほしいという野心は大いに共感する。質問の最後に「SECなどの規制を受けてクリプトはしぼんでいくのでは?」という問いに対して「クリプトは死なない、倒す方法があるならぜひ教えて欲しい」といった意味の発言をしてて「おお~!」と思った。

とにかく日置さんの目力は強かった、特筆に値する(笑)。では、また!

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